① 災害活動の安全管理
6.屋内進入

 進入前に上部や周囲を確認し、瓦など落下しやすいものがある場合は、周りの消防団員などに注意を促し、とび口やストレート注水で落下しやすいものを排除してから進入します。
 送水前の筒先進入は、内部に進入し過ぎないようにしましょう。
 また、送水前の筒先を放置してはいけません。
 階段、敷居、段差などでのつまずき、踏みはずしに注意し、足元を確認しながら進入します。
 特に、夜間は照明器具を活用してください。
 延長ホースは、つまずき、転倒、捻挫したりするので、絶対に踏まないこと。

 工場内や地下室などは、もれた油や放水の水で滑りやすいので、小股で慎重に歩いてください。
 木造、防火造の店舗などは、外観上は堅固に見えますが、内部の柱や木ずりが燃えると、一挙に倒壊する危険があります。内部の燃焼状況をよく確認しましょう。
 化学工場には、いろいろな種類の薬品などがあるので、不用意に進入しないことです。

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