B災害 (監修·制作協力:相模原市消防本部、東京消防庁第三消防方面本部消防救助機動部隊)
6-5.ホットゾーンでの活動 生物剤の拡散防止

 消防機関が最初に建物内で粉などによる生物剤を視認した場合は、警察機関の捜査に支障がないよう考慮し、その粉などが拡散しないようにビニールなどで覆い、密閉した容器に入れるなどの拡散防止措置を行います。建物内から粉などの生物剤が拡散しないための措置は次のとおりです。


・空調設備の停止
・エレベーターの停止
・建物外にある排気口の封鎖(ビニールなどによる)
・防火シャッターなどの閉鎖
・図面の活用(防火対象物台帳による避難経路、隔離場所の検討など)

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