① ポンプ車操法
7.第1線延長(4番員)

 4番員の動きです。
 下車後、ポンプ車後方にある吸管積載部の右側に位置し、右向け止まれの要領で開脚で止まり、吸管止め金をはずします。
 4番員は、3番員に吸管を送り出します。吸管が伸びきる前に中央部に移動し、伸びきったところで合図をします。
 水利方向へ左足から2歩半で移動します。
 このとき右足を半歩踏み出し、吸管投入の補助をします。
 次に送水準備です。吸口コックを全開し、真空ポンプレバーとスロットルバルブが同時にさわれる位置につき、計器に注意しながら揚水操作を行います。

 余裕ホースを確認したあと、余裕ホースの後ろ、ポンプ運用に便利な位置で「放水開始」の合図を待ちます。
 2番員の「放水始め」の伝達に、右手を垂直にあげて「放水始め」を復唱し、右手をおろして第1放口側に左足を1歩踏み出します。
 送水操作は両手を使って同時着手です。一方の手で放口コックを全開にするまで徐々に開き、同時に計器に注意しながらもう一方の手でスロットルバルブを操作し、適正圧力を確保したあと、左足を引きつけ火点に向かって姿勢を正します。

 4番員の動きを図で確認しましょう。
 ポンプ車後方の吸管積載部右側に移動し、吸管止め金をはずします。
 4番員は、3番員に吸管を送り出し、吸管が伸びきる前に中央部に移動します。伸びきったところで「よし」の合図をします。
 3番員と歩調を合わせ、水利方向へ左足から2歩半で移動します。
 3番員の「よし」の投入合図で右足を半歩踏み出し、吸管投入の補助をします。
 次に送水準備のため、吸管接地部をまたいで吸口前へ移動します。吸口コックを全開し、真空ポンプレバーとスロットルバルブが同時にさわれる位置につき、計器に注意しながら揚水操作を行います。
 余裕ホースを確認し、余裕ホースの後ろで「放水開始」の合図を待ちます。
 2番員の「放水始め」の伝達を受けて、4番員は右手を垂直にあげ「放水始め」と復唱します。
 次に左足を第1放口側に1歩踏み出し、送水操作をします。放口コックとスロットルバルブの操作は、両手を使って同時着手します。適正圧力を確保したあと、火点へ向かって姿勢を正します。

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