避難所の設置·運営
5.平常時の対応:避難所における備蓄等

避難所として指定した施設には、あらかじめ応急的に必要と考えられる食料・飲料水の備蓄を検討しておきます。備蓄しない場合には、避難所が開設された場合に備えて、事前に食料・飲料水の供給計画を作成しておく必要があります。食料については、食物アレルギーの避難者にも配慮したアルファー米等の白米や牛乳アレルギー対応ミルク等の備蓄も必要です。また、被災者だけでなく、避難所を運営する職員の食料等についても考慮しておくことが必要です。


その他、仮設トイレやバリアフリー対応トイレ、紙おむつ・生理用品、マスク・手指消毒液、マッチ・使い捨てライター・プロパンガス・固形燃料等の燃料備蓄や自家発電装置・非常用発電機及び衛星電話の設置についても検討しておくことが必要です。また、飲料水の他に、トイレや避難所の清掃、洗濯、機材の洗浄などの用途に欠かせない生活用水の確保も重要となるため、衛生的な水を早期に確保できるようタンクや貯水槽、井戸等の整備に努めることも大切です。

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