避難所の設置·運営
10.発災後の対応:被災者への情報提供

被災者への情報提供や被災者相互の安否確認、避難所外被災者の情報入手を行うために、避難所に、ラジオ、テレビ、電話、ファクシミリ、パソコン等の通信手段を確保しておきます。被災者が必要とする情報は、「避難誘導の段階」、「避難所設置の段階」、「避難所生活の段階」、「応急仮設住宅設置の段階」、「応急仮設住宅生活の段階」というように、災害発生から時間の経過に伴って変化していきます。そのため、被災者の必要性に即した情報を的確に提供することが必要となります。

避難所は情報提供の場であるとともに、情報発信の場でもあるため、市町村から避難所や地域への情報提供ルートを確立するとともに、避難所の状況や問題点等について、市町村から都道府県へ情報提供できるような体制を確立しておくことも大切です。


また、要配慮者への情報提供に当たっては、避難者の状態に応じ、多様な情報伝達手段を用いて実施しながら、支援団体やボランティア団体と連携することも有効です。

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