C災害 (監修·制作協力:相模原市消防本部、東京消防庁第三消防方面本部消防救助機動部隊)
7-2.ホットゾーンでの活動 簡易検知活動

 簡易検知活動は、少なくとも2人以上で活動し、警察などの関係機関と連携して活動することが、早期に原因物質の推定につながります。
 検知方法は、風上、風横側の安全な区域から、危険な区域へと徐々に狭める方法で実施します。
 活動隊員は、消防現場指揮本部に場所、検知の有無、検知された場合の結果などの情報を逐次、報告します。
 また、原因となる化学剤が確認できた場合には、それ以上、化学剤を拡散させないために、そのものをビニールなどで覆う、又は容器に入れるなど拡散防止措置を行います。
 なお、その際に事後の警察捜査の支障がないよう、なるべく現場保存しながら処置を行う事を心がけます。

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